鳥取大山(伯耆大山)

この年、10月に入って週末になるたびに雨降り台風が連続した。・・・というところでのようやくの晴れ予報、さらには3連休だ。このタイミングを逃してなるものか!と今回は鳥取の大山(伯耆大山)の登山に行くことにした。午前3時半頃に大阪を出発して中国道~鳥取道~R9経由で走っていくと目の前に目立つ山が現れた。これが今日のぼる大山だな。

ちょうど8時くらいに大山の大山寺周辺の大規模駐車場に到着した。しっかし、たくさん駐車してるな。みなさん、大山登山に来てるんですか?多すぎない?・・・と思いながら準備を整え8:30出発。

大山寺周辺の旅館・土産物屋さんの界隈を歩いていくと

橋を渡る。

これから登る大山の姿だ。ちょっと雲に隠れてる?

登山届ポストがあった。記入してポストインしましたよ。

夏山登山口から登りますよ。ここが入り口なんだな。8:42、登山開始。

さーて・・・どういう感じかな。

早くも分岐が。左へ曲がると

なんか参道みたいな感じの石段だなぁ。

10分も歩かないうちに阿弥陀堂のある広場に来た。阿弥陀堂は改修工事中で見学できない状態だった。ここから先が本格的な登山道となる。

見事な紅葉・・・ちょうど見ごろだなぁ。しっかし、駐車場で見た通りに登山者が多いな。ここまで多くの登山者を見るのは富士山・丹沢塔ノ岳以来だな。

8:59 一合目を通過。

9:01 標高900Mの標識。

紅葉の樹林に朝陽が差し込む中を進む。

9:13 二合目を通過。

すっかり秋だな。

9:15 標高1000Mの標識を通過。

9:17 三合目を通過。しかし、このところ雨続きで体を動かしてなかったのですこぶる調子が悪い。気温は割と低いのに脂っぽい汗が噴き出して息が上がってしまい、体のキレがない感じ。なんか今日はダメな感じ。

9:30 標高1100Mの標識を通過。15分できっちり100M標高を稼いでるのはそんなに悪くないペース?

しかし、延々と木段が続くなぁ・・・都度、腿を大きく上げなければならず、筋力を使う。

9:41 四合目を通過。

9:46 標高1200Mの標識を通過。

段差の大きい木段が登山口から延々と続いている。結構な急登だな。

9:53 五合目に到達。ワンサカと人が・・・

五合目からわずかに登ると行者コースとの合流地点にさしかかった。ここを9:57通過。

しかし、登山者が多くて数珠つなぎになっているなぁ・・・自分のペースで登れないよぉ・・・。辛くなって立ち止まりたくても立ち止まれない・・・。

10:03 標高1300Mの標識を通過。

10:14 六合目に到着。

小さい避難小屋のむこうに大山本体の崩落した斜面がこのあたりから目の前にどーんと見えるようになった。ここから展望のない樹林帯から展望が広がるようになるんだな。しかし、この狭い広場を登山者が埋め尽くして落ち着かんな。

ここで3~4分立ち休憩をしたところでまた歩き始めた。くわ~こうしてみると傾斜がきついねぇ・・・。

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六合目を越えると森林限界を越えとたんに展望が良くなる。これはちょっと感動。バシャバシャとカメラのシャッターを押しながら進んでいくと10:34、七合目に到達。

大山の稜線が近くなってきたな。

振り返ると、これまで登ってきた登山道が見下ろせた。紅葉が素晴らしいね。

10:47 標高1500Mを通過。

素晴らしい展望に何度も足を止めてしまう。

大山北壁の崩落・・・ド迫力だな。

七合目を過ぎると麓とはまるで別世界でテンションが上がった。相変わらず段差の大きい木段が続いていたが次はどんな姿が見れるのか気持ちをわくわくしながら進むことができた。

11:03 八合目を通過。

ここからは稜線伝いに木道が整備されていた。先ほどまでの段差の大きい木段とはうってかわって歩きやすい。

11:05 標高1600Mの標識を通過。もう山頂は射程距離内だ。

ふと足元に目をやると崩落しているところがあった。ここを滑落したらヤバそうだけど、積雪期にスキーで滑降したら面白そう。

あの奥に見えるのが、大山で登山者が立ち入ることのできる最高所、弥山かな。このあたりの足元に生い茂る緑は「ダイセンキャラボク」という固有種で国指定の天然記念物になっているということだ。

11:12 九合目を通過。

さあ!もう山頂は近い!

もうすっかり雲の上だな。大山に来てこんな雲海が見れるなんて予想してなかったよ。

木道を進んでいくと・・・

おおっ・・・山頂の避難小屋のむこうに・・・

すんげー人だかりだ・・・・うへぇ・・・・

11:23 弥山山頂に到着した。出発した地点を考えるとCTよりちょっと早かったな。順番待ちをして撮ってもらった。

「山と高原地図」アプリでも現在地は間違いなく弥山山頂だ。

いやーしかし、最高の天気だなぁ。雲海も素晴らしい。

弥山山頂には「立入禁止」の看板の先に大山の最高峰・剣ヶ峰に続く稜線が続いていた・・・

・・・が、この崩落ぶりを見てると危険で足を踏み入れない方が確かにいいな。

避難小屋をのぞいてみますか。

おぉ~こうなってるんですね。20人くらいは寝れそうなスペースがあるな。

ここにはトイレがありトイレ待ちの長蛇の列ができていた。

今日は臨時で売店が営業しているんだね。荷物はボッカで運んでるの?

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避難小屋前にも人がいっぱい。今日は連休初日だし、2~3週にわたって土日の天気が悪かったからね…考えることは皆同じか。

では下山することにしましょうか。木道を下って行くと、まだ大勢の登山者が山頂を目指して登ってきた。

木道の幅は狭いのですれ違うのにちょっと神経を使った。

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下山は絶景を見ながらの歩きだ。紅葉で赤く染まる山肌の向こうに日本海が・・・素晴らしい。

森林限界の六合目より上までは素晴らしい展望を見ながらの歩きとなった。

けっこう高度感がある

O

五合目を通過すると

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展望はなくなったが、こんどはきれいに紅葉した樹林が迎えた。

いいねー

鮮やかな黄色だ。

黄色と赤・・・秋のグラデーション。

まるで紅葉のトンネルだね。

こうして麓の大山寺の境内にまで降りてきた

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下山届をポストインして

舗装道路が目の前に

下界に戻ってきた。相変わらず、混みあってるな。

14:05 駐車場に無事帰還した。帰りに阿弥陀堂とかに寄ったが改修工事中で見れなかった。ザンネン。

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