京都山崎蒸留所

以前、一緒に岸和田の釣りをごいっしょさせていただいたけーたにさん企画で京都の山崎蒸留所に職場の有志で見学ツアーに行くことになった。阪急京都線大山崎駅から15分ほど歩いていくと山崎蒸留所が見えてきた。

おっ すげえな。これは後で知ったがポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器なんだな。

おおおっ 山崎蒸留所だ。

受付で¥1000払い見学証をもらう。10:30開始の見学ツアーだ。

裏面。

では早速、順路に向かって進みましょう。

山崎ウィスキー館に入ります。

1923年かぁ。

ウィスキーの樽だね。1923年てのは創業した年なのかな。

重厚なつくりだなぁ。

階段を上って会場を目指すと

おねえさんがいた。

このお姉さんが見学者を案内する形で館内を一周するスタイルだった。最初はセミナー会場でミニチュア模型をみながらウィスキーができるまでの概略をざっと説明して

ウィスキー館を出て工場にいざ出発。

工場の前にもポッドをディスプレイしてるんだな。

仕込みの工程。デカい器具だねー

HPより「製麦で作った麦芽を粉砕し、温水した仕込み水と呼ばれる水と混ぜてお粥状態に。ここで麦芽中の酵素が働き、でんぷんを糖分に変える。これをろ過して、発酵にむかう為の麦汁をつくる。」なめてみたい☆

各所にこんな説明書きがある。・・・が読んでいる暇はない。

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んん?樽?

HPより「仕込みで作った麦汁をアルコール分約7%の発酵液に変える工程を発酵という。発酵中の麦汁に酵母を加えると、酵母は麦汁中の糖分を分解し、アルコールと炭酸ガスに変え、ウイスキー特有の香味成分をつくる。酵母の種類や発酵条件によって香りなどに特長がでる。約60時間で発酵は終了、これでできた発酵液をもろみと呼び、この段階でのアルコール分は約7%。」

次は蒸留室だ。入る前に「暑いので足早に立ち止まらないでください」と注意があった。

おねえさんに誘導されて入っていくと

うわっ むわっとするなぁ。すんげー蒸し暑い。2月の寒い日でこんなに暑いから夏の暑いときはどうなっちゃうんだ?

いろんな形のポッドがあるね。この形の違いが蒸留して液化するときの違いを生むんだって。

すげえな。

HPより「発酵の終わったもろみを銅製のポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器にいれて二度蒸溜し(一回目を初溜、二回目を再溜と呼ぶ)アルコール濃度を65~70%に高める。この生まれたばかりのウイスキーをニューポットと呼ぶ。仕組みとしては、アルコールが約80度で沸騰する性質を利用し(沸点の違いを利用)、蒸気を発生させこれを冷却、液体化させ、アルコールや香気成分などの揮発成分だけをとり出すわけである。サントリーでは様々なタイプのモルト原酒をつくるため、蒸溜釜の形と大きさ、そして蒸溜方法・加熱方式を使い分けている。」 これまでさまざまな試行錯誤があったんだろうな。

暑かった蒸留室を出てほっとする。次は熟成させる貯蔵庫だ。

おぉ~すげーかっこいい。中はひんやりしている。

へぇ~木製の樽に入れるとゆっくりした蒸発と熟成でだんだん色がついて中味が減るんだね。

樽にもどんな木を使うかで味の違いが出てくるんだね。なるほどぉ。

HPより「溜で出来たニューポットを樽の中で長期間じっくり寝かせる。これが貯蔵という工程。
そして3年、5年、10年。ウイスキーの琥珀色、奥深い味わいの秘密はこの貯蔵、樽熟成にある。
樽は樽材、内面の焼き方、大きさなどの違いによってさまざまな種類があり、樽材にはホワイトオーク、スパニッシュオーク、ミズナラ、樽の大きさではパンチョン、シェリー樽は約480L、ホッグスヘッドは約230L、バーレルは約180Lなどがある。これら多様な樽で ウイスキー原酒は長い眠りにつき、貯蔵環境(気温、湿度)によっても熟成の度合いが微妙に変化し、複雑な反応を見せ、多彩なウイスキー原酒が生まれるのである。」

奥へと進んでいくと・・・おおっ?

へぇ!1924年の初のウィスキー樽をそのまま保存してるんだ。はうまっち。

ひんやりした貯蔵庫から出るときれいな水が流れる坪庭のようなところに出た。

山崎の水・・・・このきれいな水がウィスキーの味を決める決め手のひとつになる・・・ってことなんだね。

一連の見学を終え、試飲室で4種のウィスキーを楽しんだ。色んな飲み方をレクチャーしてくれてそのとおりに飲んでみると確かに違いを感じた。「違いの分かるオトコ」になった気分になった。

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