蔵王山

一泊二日でないと蔵王山へは往復できない、とこれまで諦めていたが東北本線の宇都宮以北の駅に車で行きそこで始発に乗れば青春18きっぷでリーズナブルに日帰りできることに気付き蔵王へと向かった。矢板駅の始発に乗車する。

黒磯駅で乗り換える。上野始発に接続していないので「黒磯ダッシュ」は無い。宇都宮以北の東北本線の始発で行くのっていいじゃん!!

白石駅で下車し、9:46発の蔵王刈田山頂行きの路線バスに乗りますよ。

バスがやってきた。白石駅では3割程度が埋り、途中の宮城ロイヤルホテルより満席になった。

おおっ 山を登っていくと凄い風景が目の前に。

んん?渋滞?

あっ 駐車待ちか。

11:20 刈田山頂到着。

おわーほんと山の上だなぁ。あれが刈田岳山頂なのか。

こんな山の上にこんなに立派な施設が構えていた。富士山五合目ばりに人口密度が高い。

では出発しますか…とぉ早くも見えてきました。

おお~見えてきた。

周囲を見渡すと「登山」というより「観光」て感じ。革靴、ビーサン、なんでもアリだ。

観光客の雑踏から離れ、熊野岳へと向かう。「御釜」を正面から見る。

熊野岳方面に歩を進める。

空が近い。ここまで来るとほぼ観光客はいなくなる。

けっこう登ってきた

ここで御釜の方をふりかえるとこの角度から見る姿が一番かっこいいように思えた。

そのまま熊野岳山頂を目指す。標高差が200Mもない。

あの祠のあるところが山頂なのかな。

12:20 熊野岳山頂に到着。

祠でお参りしました。

ここからは地蔵岳へと進みましょう。

鞍部まで降りると遊歩道っぽくバッチリ整備している。

鞍部からふたたび上り返すと

なんじゃこりは???!!!他サイトを見ると「山姥」ということらしいが・・・

ところが地蔵岳を目指していたつもりが

頂上を巻いてあのデカいお地蔵様に通じるコースを歩いてしまっていることに気付いた。

13:11 山形蔵王から登ってくるフニテルのロープウェイ山頂駅に行ってしまった。

ここで小休止して昼食をとった。ここでフニテルに乗って山形蔵王山麓まで一気に下ろうかとも考えたが、結局利用しなかった。これが失敗の元だった。

小休止を終え、ロープウェイ山頂駅にあるデカいお地蔵様とせっかくなのでツーショット写真を撮る。

写真を撮っていたら、先ほど見失ってた地蔵岳山頂へと続くルートを発見した。せっかくなので早足でピークハントをした。13:45、地蔵岳山頂に到着。

地蔵岳より降りてこんどは蔵王中央ロープウェイ方面へと進んだ。ゲレンデを進む。このあたりから急に気温が高くなり風もぱったりと止まって蒸し暑くなった。

まだこの時点では「あの木が冬は樹氷になるんだろうな♪」などと妄想する余裕があった。

ところが、目指していた蔵王中央ロープウェイへの分岐を過ぎてしまい、間違えて林道に下りてしまった。蔵王はあまりコース中に道標がなく一応「山と高原地図」は用意していたが間違えて目指していたロープウェイ駅よりも中途半端によけいに下りすぎてしまった。このまま行くと帰りのバスに間に合わない事態となり更に悪いことに熱中症の症状が出てきた。これはどうにかしなければマズい・・・。明日は会社だぞ。

だが、幸運なことに林道を走っていたとある親切なかたに車に乗せてもらって蔵王温泉バス停に15:35に下ろしていただくことができた。「地獄に仏」とはこのことだ。

おかげで今日中に帰れるタイムリミットになる蔵王温泉発16:00のバスに間に合うことが出来た。

乗せていただいたかたには本当に感謝です。無事にバスに乗車し、山形駅に着くことができた。

17:45山形駅発の普通列車に無事、乗車した。初めて奥羽本線の普通列車に乗車したが、普通列車も標準軌だったのでびっくりした。

米沢で福島行きの普通列車に乗り換える。

車内はガラガラで「これでは普通列車が近々廃線になるのでは」と余計な心配をしてしまった。

福島駅で黒磯行きに乗り換え、矢板駅についたのは22時を回っていた。そこからR4、R408、R294と車を走らせ自宅に着いたのは0:15になっていた。翌日の会社は辛かった。

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