会社の後輩から青春18きっぷのシェアを請われた。どう使おうか考えた挙句、山梨の西沢渓谷を周回することを考えた。東京から中央線を乗り継いで塩山駅で下車する。
季節運行の路線バスを待つ。山梨市駅から乗るつもりが人身事故で電車に遅れがでていると言うことで予定変更で塩山発の路線バスを待ち、9:05塩山駅発に乗車。
バスがやってきた。席が9割ほど埋り、乾徳山登山口を経由して
10:08 西沢渓谷入口に到着する。
では西沢渓谷バス停からスタートしましょうか。
甲武信ヶ岳の登山口でもあるんだな。
秩父多摩甲斐国立公園
R140をくぐる。
10:14一般車通行止めのゲートをまたぐ。
ビジターセンターだ。ここで用を足して
祠で安全を祈願。
10:29 準備を済ませネトリ大橋分岐を出発。標高1000M以上あるので都市部に比べりゃ涼しいが歩けばそりゃ暑い。
10:31 出発してすぐに近丸新道分岐を通過。
10:34 徳ちゃん新道分岐を通過。
いやきもちいいね。
おや?なんだあれは。
田部重治文学碑・・・なになに
「笛吹川を遡る」の一節「見よ 笛吹川の渓谷は 狭り合って上流の方へ 見上ぐるかぎりの峭壁をなし其間に湛へる流れの紺碧の色は 汲めども盡きぬ深い色をもって 上へ上へと続いて居る流れはいつまで斯の如き峭壁に さしはさまれてゐるだろうか」
さーて先に進みますか・・・ってはいそうですね。気をつけんとね。
10:45 二俣橋を渡る。
けっこう高度感あるね。
橋から鶏冠山を見上げる。
橋を渡りきるとすぐに鶏冠山との分岐と「西沢渓谷」のデカい看板が現れる。
ここから本格的な山道が始まる。階段が視界の果てまで続いている・・・
この登りですっかり汗ダクとなったところで滝・奇岩のゾーンとなる。
11:01 「三重の滝」だ。
11:14 「フグ岩」を通過。
たぶんこれが「フグ岩」。
渓流沿いを進む。
11:16 「人面洞」を通過。
これが「人面洞」。
別に心霊写真的なものは見えない・・・よねぇ?
こんな標語の看板があるくらい、このコースは足元がよろしくない。標高差は大したことないのだが、気温が暑いのもあって結構消耗する。観光キブンで来るところじゃないな。
11:22 「竜神の滝」を通過。
これが「竜神の滝」。
11:30 「貞泉の滝」を通過。
これが「貞泉の滝」。
一昔前の鉄腕DASH!のロケで山口達也さんが「天然すべり台」のロケをやりそうなところだ。
11:40 「母胎渕」を通過。
これが「母胎渕」。
11:50 「カエル岩」を通過。
これが「カエル岩」。これは確かに「カエル岩」って名づけたくなる気持ちがわかる。
沢道は整備してあるとはいえ、岩がごろごろしていてそれなりの装備がないと厳しい。観光キブンで一周するにはちとヘビィな感じ。
あぁ橋が見えてきた。
11:56 折り返し地点となる方杖橋を通過。
ここから、「七ツ釜五段の滝」の滝つぼのしぶきが見えた。
12:03 急登を登って「七ツ釜五段の滝」の展望所に着いた。
かっこいい滝だねぇ!
ここでは皆がカメラを出して撮影に興じている。自撮りしようかと思ったが、三脚を立てるスペースが無くて諦めた。秋の紅葉にきたらまた素晴らしいんだろうねぇ!
さらに進むと不動の滝の標識が。どこだ?
うーん・・・樹間からなんかみえるあれかな
ここからは折り返しの旧トロッコ軌道跡に合流するためただひたすら標高をかせぐだけのコースとなる。階段が続く。
この標語が出てきたら、トロッコ軌道合流まですぐだった。
12:27 折り返しの旧トロッコ軌道跡ルートに出会う。ところがここで休憩&昼食をと人でいっぱいでここで休憩する気にならなかった。
トロッコ軌道の果てには黒金山登山口への分岐があった。
そのまま旧トロッコ軌道跡ルートを進む。水平で歩きやすい。
こんなレールの残骸のようなものが路肩に積み上げられていた。
帰りの道中も往時を偲ぶトロッコの車両の展示があってなかなか面白い。まるで「文化遺産」のようだ。
12:56 「大展望台」と称する地点を通過したが
ガスってて展望はなかった。残念。
13:42 ネトリ大橋を渡る。
橋からは鶏冠山が良く見えた。
スタート地点の祠が見えてきた。これで西沢渓谷の周回コースのゴールだ。
14:00 バス停のある不動小屋(東沢山荘)に到着した。バス停を出発してトータルで3時間49分かかった。
バスは14:40発なので40分ほど待ち時間があったのでカキ氷をオーダーした。かなり暑かったのでクールダウンするには良かった。
帰りのバスに乗車し、塩山駅に15:43頃到着。
JR塩山駅発15:59の普通列車に乗り中央線を乗り継いで帰還した。この日は隅田川の花火大会の日で途中から浴衣姿のギャルっぽい連中がたくさん乗ってきた。
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