瑞牆山

花粉が飛び交う季節になった。鼻水が出まくり辛い日々だが、標高1500Mも行けばスギ花粉の影響は受けないだろうとの何の根拠も無い思い込みで天気予報がよさそうなこの日をチョイスして瑞牆山へむかった。AM3時頃自宅出発し、R16、圏央道、青梅街道を経由して奥多摩湖を通って丹波山~塩山と経由してひたすら高速代をケチって下道を進み8:15ようやく瑞牆山荘近くの駐車場に到着。この時点で既に疲れている。

8:33駐車場を出発。

ここから入ればいいんだな。

まずは富士見平まで50分か。

3月になり雪も解けてきて春っぽさを感じる。最初はなだらかだ。

ちょっと荒れてるな。ここから本格的な登山て感じだ。

最初は雪はまばらだったが登っていくにつれて傾斜がでてきてかつカリンコリンに凍ってツルツル滑って危なくなってきたのでアイゼンを装着。

9:24、瑞牆山が見えるポイントに到着。割と近くに見えるので今日は楽勝・・・と思った。

ここでちょっとなだらかになると

水場…雪に覆われてわからん。

9:45 富士見平小屋に到着。

ここからは斜面をトラバースっぽく横切っていく。

するとトラバース路は下降をはじめ沢に出た。

天鳥川を渡る。川が凍結していてそのまま歩いていける。凍ってるといいこともあるもんだね。

あのロープは夏にはあれをつたって渡るのかな。

凍った川を渡渉すると桃太郎岩だ。

右の木階段を進むと

ほどなく樹間から大ヤスリ岩が見えてきた。けっこう手前まで来たんだな。

ところがこのあたりで踏み跡がトラバースっぽくいったん下に迂回しているように見えてそのように辿ったらいつの間にかコースを下山してしまっていて2回も同じところをぐるぐるしてしまった。こんなこと初めてだ。下山者にルート確認をして正規の方向にまた歩みを進めた。気を取り直して大ヤスリ岩の直下を進む。

12:35 道迷いで40分程ロスしたがようやく頂上直下の分岐に到着。北廻りからの踏み跡はなかった。

山頂直下はやっぱり雪が深いね。

雪に埋もれたはしごをのぼると

目の前が開けてきた。

12:42 ようやく山頂に到着した。大ヤスリ岩手前での道迷いが無ければ12時前に着いたはずだがまぁ無事登頂できてよかった。

大ヤスリ岩を上から見下ろす。

多少もやっているが快晴なので素晴らしい展望だ。これは八ヶ岳連峰。

奥秩父の盟主、金峰山と奥に富士山。

コンデジで富士山をズーム。コンデジの限界を感じる。

浅間山も見える。

南アルプス・・・いつか縦走してみたい。

ひとしきり山頂での大展望を満喫した。

13:12 下山を開始しましょう。

やっぱり北側ルートに踏み跡無いね。

けっこうきつい斜面を降りる。

大ヤスリ岩のそばを下る

大ヤスリ岩より下に降りた

午後になると気温が上がり、AMのうちはカリンコリンだった雪がゆるんで

どんどん雪が溶けていく。

至る所で雪解けした水が地面を洗う。

だいぶ下ってきた。

14:21 天鳥川の渡渉ポイント。気温が高いので大丈夫かと心配だったが・・・

ちょっとアヤしい感じがしたが大丈夫だった。でもこれ、あと1週間したら、もう川面を歩くなんてできなくなるんだろうな。

渡渉後はトラバース路を進むと

14:55 富士見平小屋を通過。

すっかり雪が緩んでいる。もう春だな。

15:42 登山口に帰還した。道に迷ったり下山中、転んだりして展望は素晴らしかったが反省点満載の山行となった。ちなみに、スギ花粉については予想通り登山中はまるっきり感じることなくいけたのでよかった。

春の訪れを強く感じた山行でした。

※2013年3月9日

コメント

タイトルとURLをコピーしました