近畿自然歩道 兵庫5「文学をめぐるみち」の折り返し地点ちかくにある加藤文太郎の石碑を通過し、矢城ヶ鼻灯台へと進む。あと400Mだ。

浜坂の街が見下ろせる。

稜線を進んでいくと、ベンチとなにやら台のようなものが設置されている。

おぉ…方位盤かぁ。不明瞭でよくわからんよ。

と、灯台が眼下に現れた。これが矢城ヶ鼻灯台なのかな。

ここからは急な勾配の足場がよろしくない石段を下って行く。

浜坂の方もなかなかの眺めだ。

足を踏み外したらたいへん。

けっこう降りてきた。おおっ 灯台が目の前に。

近づいてみますか。

これが矢城ヶ鼻灯台なのか。

ベンチがあるよ。

水平線が・・・いい眺めだ。

美しい海岸線だ。

ではでは、浜坂の市街地に向かいましょー。

えぇーっとぉ・・・。

左のマリンポーチ方面に行けばいいね。道標がバッチリですね。

いやー「道」があるっていいねー

柵がバッチリ整備しているが・・・このあたりは柵がもげちゃってるな。

おぉ~こえ~ 断崖だよぉー ここから飛びおり自殺できるんじゃね?落石があったのかな?

そのまま整備されたれた歩道を行くと、舗装路が見えてきた。

ここからは街中を歩くんだね・・・んん?

通行止めだったの?ありゃあ、普通に歩いてきちゃったよ。まぁ木が倒れて遊歩道をふさいだり一部落石があったり、断崖の柵がもげてたりしてたけど歩けなくはなかったよ・・・・ってそれが原因で通行止めだった?

まぁいいや。道標の示す遊覧船乗り場方面に進みましょう。

ひっそりとした港だ。

大通りに出てしばらく進むと

標識だ。えぇーっとぉ・・・

近畿自然歩道のルートは浜坂サンビーチの方向に行くようにコース取りしてるんだな。

さすが!ちゃんと道標があるじゃーん。

近畿自然歩道の道標のところに隣接して設置されているこの石碑はなんだ?

新田次郎の文学碑なんだ・・・・。とあるサイトより「新田次郎は1912-1980長野県出身。山岳小説「孤高の人」により,文太郎の名を世に出した功績者。文太郎とは一度だけ出会い「孤高の人」を書く動機となる。執筆する際には浜坂町を訪れ取材活動もした。」そうか、さっきの加藤文太郎とかかわりがあって小説「孤高の人」を執筆したってことか。

‥‥そういえば、この建物は鮮魚直売所っぽいなー。試しに入ってみようかなー

かに道楽?

入ってみると・・・おぉ~松葉ガニですかー。¥5,000(当時)って安いのかね?

新潟の能生マリンドームを思い出すね。

おぉ~こりゃご立派!¥12,000(当時)ですか!ってひと箱かぁ・・・・

こういうハサミの詰め合わせの方がお得だったりして。

白イカ・・・スルメイカと違うの?

ここまでほとんど人とすれ違う事は無かったが、ここだけ異空間のように人、人、人で賑わっていた。この直売所から出るとまたひっそりとした通りになりT字路を渡ると

んん?遊覧船?

出港していく

きっぷ売り場は・・・誰もいない・・・

山陰ジオパーク館を通過して

おおっ 浜坂サンビーチ!

ボードウォーク?

ビーチの方へ進むと

おぉ~これがボードウォークですかぁ

1㎞近く続いてるよ。カネかかったろうなぁ。

あずまやにあるテーブルに目をやると・・・あちゃー、こういうのはヤダねぇ。

加藤文太郎記念図書館に向かえばいいんだよね。

日本海・・・・ここでそろそろ別れを告げようか。

岸田川の河口から浜坂駅方面へと進む。

・・・で、ここを入っていくのかな?

あぁ、あってるね。

静かな田舎街だ。あの三角っぽい建物が加藤文太郎記念図書館みたい。

やがてT字路にあたると・・・なにやらあずまやがある

おおぉ~源泉ですか!

こんこんと湧き出てるねー。

ひしゃくで湧き出る源泉をすくってさわってみると・・・あっちぃじゃねぇか!

街中に源泉があるんだね。いい雰囲気だ。

おぉ~これまた味わいのある水路沿いの小路だねー

いい雰囲気だ。なんだか大正ロマンて感じ。

この水路沿いの小路を行くと右手に梵鐘が目に入った。

こりゃ足を運ばねば!と思い表に出ると、西光寺というお寺だった。

浄土真宗のお寺で「浄土真宗に属する寺院で、本尊に阿弥陀如来像が安置されている。創立時期は不明であるが、近江国犬上郡夏河の里出身の小林和泉守親正が、天正年間に芦屋城にきて、その後落城により浜坂に住んだといわれる。初代仁右衛門正氏は「和泉屋」を名乗り、熱心な本願寺門徒で、道場「寿徳庵」を建立した。その後、1656年(明暦2年)、本願寺から寺号を受領し、寺号を「西光寺」と改めた。西光寺参道には、1789年(寛政元年)~1801年(寛政13年)頃に和泉屋小林助右衛門(親正の子孫)によって建てられた一対の石籠があり、町指定建造物になっている。」戦国時代からはあるんだろうな。

こちらは本堂。賽銭箱はなかった。

いい雰囲気だ。

では先ほどの水路沿いの小路を進みましょう。

おおっ この門は昔ながらの出入り口なんだろうな。かつてはこの水路が物資の流通路だったてことなんだろう。

車道に出ると

浜坂駅は右に曲がるのか。この水路沿いの小路をもうちょっと歩きたかったなー

住宅街を進んでいくと

おっ

標識が充実してて凄い親切だね。これだけバッチリ整備してるなら、あの塩谷海水浴場から城山園地への登山道も整備してほしかったなぁ・・・って廃道じゃしょうがないけどねぇ。

浜坂駅だ。

14:56 浜坂駅に到着。ゴールした。

浜坂駅で豊岡行きの列車に乗り、福知山線を経由して帰宅した。

※2017年3月11日
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