JRで期間限定で主に茨城県内の鉄道が乗り放題になるときわ路パスで出かけようと考えた。土日にしか使えないが今日は「茨城県民の日」で唯一平日に使用できる特異日にあたる。守谷駅で関東鉄道常総線に乗車し、水海道駅で1両編成の車両に乗り換える。
下館駅でJR水戸線に乗り換えて、水戸駅で常磐線に乗り換える。水戸始発竜田行きで8両編成だったが、前より4両はとなりの勝田駅で切り離されるため後ろよりの4両に乗客が集中しけっこうな混雑振りをみせる。
大勢いた乗客は東海駅・大甕駅で降り、日立駅を過ぎたときには車内は閑散としたローカル線っぽい雰囲気になった。10:18、ときわ路パスの常磐線の北限駅・大津港駅で下車。
大津港駅に出たら・・・おっとびっくり!
岡倉天心さんの六角堂を模してんですか。さてさて。ここでは駅前にレンタサイクルを扱うところがあるとウェブで確認してたんだが・・・あぁこれか!
この「びすとれ」さんで¥300払ってレンタサイクルをお借りすることにした。店主さんより「なにかあったら車でお迎えするのにこの店の番号を控えてください」と親切におっしゃっていただいた。ここでフリーペーパーのガイドマップをいただいていざ出発!
県道301を五浦海岸方面へと進む。のっけからのぼり坂。
ひとやま越すとR6をまたぐ。またのぼりですか。
またひとやま越して県道から海岸沿いの道に分岐して進むと、「風船爆弾」の放流地跡『わすれじ平和の碑』があった。
第二次世界大戦中、ここからアメリカにむけて風船爆弾を放ったのか。
ここからはるか遠くにいわきの火力発電所がみえた。当時、衝動買いしたCANONのパワーショットSX710HSで30倍光学ズームで狙った。
さてさて。大津港駅発12:45の電車に乗りたいのでうかうかしてられない。早速、県道に戻り、岡倉天心美術館をスルーして
ここを過ぎると、すぐに海岸沿いの道に分岐し
「黄門の井戸」とされる井戸に到着。丸い玉はハレーション?まさか黄門様の霊?
さすがに井戸は塞がれてるか。
ふうん
この黄門の井戸のすぐそばに岡倉天心さんの墓所があった。
この石段を登ると、こんな墓所だった。なんだか古墳のミニチュアみたいだ。
分葬?
ここをあとにすると今度は六角堂のある茨城大学五浦美術文化研究所に到着。レンタサイクルを停めて
入場料¥300を払って受付し
さっそく入場しましょう。
順路どおりに行くと
まずは岡倉天心記念館を見学します
あぁ、この絵を描いたひとなんだ。
記念館を出ると、ウォーナー像があった。何者?
日本の美術品を守ってくれた人なんだ
海が見える小路を進むと
おっ あれが六角堂ですか。
六角堂だ。
ここも2011年の津波で被害を受けたと聞いていたが・・・再建してたんだね。
六角堂から見えるあの灯篭がいい味を出している。
これも津波で破壊されたんだろうな。
なるほど。
六角堂を離れると順路は岡倉天心旧宅に導かれ
ふぅん
こうして一周した。
茨城大学五浦美術文化研究所を出るとあたりはさびれた(ゴメンナサイ)民宿街になる。
ふたたびアップダウンのある路地を行くと・・なんじゃこれ?
すげえな。一般住宅なのに物好きなかんじだな。
更に進むと五浦岬公園に行き着いた。
公園に入ると・・・
おおっ 六角堂が反対岸から見えるんですね。
五浦岬公園からズームしてみた
展望台からよくみることができた。
こうして五浦岬公園の散策を終え、レンタサイクルにまたがると
公園からすぐにある大津岬灯台で自撮りしてみたが逆光でよくわからん。
こうして五浦海岸沿いの観光地をめぐり、大津港を通過し
次の電車まで1時間近くあるので食事を摂る時間は確保できそうだ。では大津漁協市場食堂を目指すことにしましょう。すると・・・
津波対策か・・・垂直避難所を横目に進むと大津漁協市場食堂に到着。
どれどれ・・・
おすすめ・・・まぁ無難に海鮮丼にしましょうか
中に入るとレジにいたオニイサンに親切に対応してもらって海鮮丼を注文した。うまかった。
食事を終えて・・・電車が出発するまで32分・・・ここからレンタサイクルで駅へ戻る時間を考えるとこの「よう・そろー」に入るのはあきらめるしかないな。
大津港駅へと市街地を進む
おお、大津港駅はこっちだな
12:27、大津港駅に到着。
びすとれさんに立ち寄りレンタサイクルを無事お返しした。びすとれさんの店主さんはとても親切で頭が下がる思いだった。お気遣い色々とありがとうございました。
大津港駅12:45発の水戸行きに無事、間に合った。この電車で次なる目的地・日立駅へとむかった。
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