現在は存在しないが、千葉県の東日本大震災後の観光振興策として2012年・2013年頃にJRの「パワフルすまいる千葉」というフリーパスがあった。そのフリーパスを利用すれば房総のローカル線の代表格である小湊鉄道やいすみ鉄道も含めて乗車できる。その鉄道を利用して行けるところとして房総の養老渓谷を歩く計画を立て、小湊鉄道の起点である五井駅に到着した。
9:22発の小湊鉄道に乗車する。
なんだ、ずいぶん混んでるなぁ。TXの八潮~北千住間のような入りようだなぁ。けっきょく座れることなくそのまま70分ほど揺られて10:31小湊鉄道の終点・上総中野駅に到着。ここで粟又の滝方面に行く路線バスに乗り換える。
粟又の滝行き10:40発のバスに乗車する。小湊鉄道にあれほどたくさんいた乗客はそのほとんどが折り返しの車両に乗っていった。単に列車に乗りに来ただけなのか?終点の粟又の滝バス停に時刻表よりちょっと早い10:53に到着。
さーてどこから養老の滝にいけばいいんだ?
ここから入ればいいっぽいな。
なるほど。
川へむかってずんずん降りていくといきなり滝が現れた。これが粟又の滝、別名「養老の滝」みたい。
滝の上の方から見下ろしてみるとこんな感じ。
これが全景。
このあたりで釣り番組の収録っぽいことをやっていた。
粟又の滝からすぐのところで・・・
これは「滝」の内に入らないのかな?
川沿いの遊歩道を進む。
粟又の滝から10分ほど進むと・・・おお、これは滝だな。
これが千代の滝なのかな?
川を何回か渡渉しながら遊歩道を進む。
対岸に水が落ちている。これは滝なのかな?
これも滝っぽいな。
また渡渉すると
遊歩道を説明する看板だ。粟又の滝のバス停からここまで45分くらいだったかな。
舗装路に出ると
12:05 水月寺だ。
さて、ここからバスで移動しようと思ったが水月寺のバス停では今の時間からだと2時間近く待たなければならない。時間がもったいないのでこのまま次の目的地の弘文洞跡まで県道を歩いて進むことに決めた。
「房総ふれあいの道」なんてのがあるのか。
トンネルを通過すると
水月寺から50分程で弘文洞跡への分岐に。弘文洞跡まで600Mと表示がある。
舗装路を進むとトンネルが現れた
おお…川だ。
弘文洞跡へはここを入っていけばいいんだな。
人面魚?
これが弘文洞跡なのか。
水月寺から1時間ちょっとかかった。
中瀬遊歩道を進む。
蛇行のクランクを行くと
弘文洞跡から15分程で橋が見えてきた
川沿いの中瀬遊歩道から離れて県道に出ると
この橋のむこうに出世観音があるってことか。お参りしに観音橋を渡りましょう。
橋を渡ると参道は山へと続いていく
橋から5分程でお寺が見えてきた。
あれが出世観音さんなのかな。
ここでお参りし、幾年か経とうとしているが…ちょっとは出世したかなあ。
へぇー源頼朝公が必勝祈願したってことかぁ。
それでは養老駅に向かって進みましょう。出世観音を後にして白鳥橋を渡る。
この橋を渡って周囲に杉が植林された舗装路を進んだがおりしもスギ花粉の最盛期で目の前でスギの花粉が飛散するところを歩いて、とたんにくしゃみが連発し、鼻水が出まくりはじめた。養老駅まであと1.2㎞だ。
鼻水がダラダラの状態で舗装路を進む。この橋を渡ると
あっ鉄道だ。あれは駅かな?
線路を渡る。
房総ふれあいの道・・・のコースになるのか。
14:14 小湊鉄道の養老駅に到着。
ここから上総中野駅にむかい、いすみ鉄道に乗り換え
大網駅に到着し、ここから外房線~総武線と乗り継いで帰路に就いた。帰りの道中、鼻水が止まらなくてティッシュが足りなくなり困った。
※2012年3月20日
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