この冬、寒波が日本列島を覆い大雪に見舞われる雪の当たり年となっている。この気象条件であれば栃木県の奥に行けば雪見風呂はできるだろう。そんなこんなで東武鉄道リバティ会津に乗って13:05鬼怒川温泉駅に降り立った。

鬼怒川温泉駅に到着時点ですごい雪だ。

あなたが鬼怒太さんですか。おぉ寒そう。

ここからは13:25発の日光市営バス鬼怒川温泉女夫渕線に乗車して女夫渕を目指します。

あっ あのバスだね。小型のバスだね。

車内を見るなりびっくり。もうすでに席が3つくらいしか残っていない。

もっと大きいバスのほうが…と思ったがこの先のクランク区間を走るにはこのサイズの車両じゃなきゃ通行できないのかな。その後も数人の乗車があり補助席も全部埋まってフル乗車で出発。

車内はフル乗車ですし詰め状態。身動きが取れない中、途中のトイレ休憩地点に到着。10分ほど休憩する。

と、加仁湯さんの送迎バスもここに立ち寄っていた。下今市駅からの送迎プランの車両かな。

ということでふたたび女夫渕へ向けて出発。この休憩が無かったらエコノミークラス症候群になっちゃいそう。

15:34 定刻より34分の大幅遅れで女夫渕バス停終点に到着。そりゃこれだけ雪が積もってりゃ遅れるのはしょうがないよ。

おっ 加仁湯温泉さんのHPに記載のある通りに加仁湯さんの送迎バスがスタンバイしてるよ。日光市営バスの到着を待って出発するってその通りだね。

どこかのネットの書き込みで見たけどほんとWRCラリーのように見事なハンドルさばきで雪道ダートを送迎バスがけっこうなスピードで進む。すげぇ。

16時ころ加仁湯温泉に到着。

チェックインを済ませる。

宿泊は本館の4Fです。

しかし期待通りのすごい雪だ。

自前で除雪用の車両持ってるのはすごいね。

この風吹の中を奥鬼怒歩道を歩くなんて自殺行為ってもんでしょ。

内湯に入ってお食事です。地階の広間に通されて

おぉすごい。

豆乳鍋です。あったまります。

グラタンが後から出てきました

ビールは追加で注文しました。

翌、まだ暗い早朝に第3露天風呂に行くと誰もいなくてようやくゆったり入れた。

しんしんと雪が降る中での雪見風呂、いいね。しかも白濁の硫黄泉、ここに雪見風呂温泉に求めているすべてがある。

では朝食をいただきましょう。温泉水の雑炊と

しいたけの味噌あえ、ご飯がすすむよ。白いのは豆腐。

平家納豆?へぇーそんなのがあるんだ。

生卵は雑炊に入れて温泉卵雑炊にしました。

朝食をいただいたところで、遅ればせながら露天風呂巡りをしましょう。

屋外に出るドアを開けると…うわぁすげぇ雪

まずは、奥にある貸切湯へ…雪がすごいよ。

いちばん奥の扉を開けると二人分くらいのサイズの岩風呂が・・・

雪が降りしきる中…あぁ極楽。

では次に2番目に奥にある貸切湯へ…ここもさっきと似たような感じ。

正面に滝が見える。

カメラのレンズが濡れてよく見えないけど第2露天風呂に行きましょう。

で、第2露天風呂。第3露天風呂よりちょっと狭い感じ。

いったん出ることにして階段をのぼる。

で、中には飲泉所。

せっかくなんで飲んでみましょうか

うーん ほのかな硫黄臭があるね。

では次はロマンの湯の利き湯をしてみましょう。

右のたけの湯もガケの湯も適温でめちゃ気持ちいい

岩の湯も適温で白濁の硫黄臭のある湯が最高。

黄金の湯は冷たい?と思うほどの低温だが全身つかると意外やあったまる。不思議。

奥鬼怒4号は熱すぎてつま先を入れただけで断念。

ここまででもう十分のぼせてきたのでこれで湯めぐりは終了することにした。まだ入ってないところはあるけどまた次の機会にしましょう。

ということで11:20に女夫渕バス停に出る送迎バスを待って

送迎バスで女夫渕へ出発。

12:04 女夫渕に到着。ここで12:45鬼怒川温泉駅行きのバスを待つ。

ここは冬季も使用できるトイレと

休憩所があって微妙な乗り継ぎを待つのに便利な設備が揃っている。

12:07 そうこうしてると鬼怒川温泉駅からやってきたバスがやってきた。

ここで休憩所に入っていった人たちが一斉に出てきてバス停に列をつくった。バスのキャパが小さいので皆さんの目が席確保に血走る。とたんに補助席含めて席が埋まるが埋まったところで定刻の12:45にならないと発車しない。微妙な空気が動かないバスの中を支配する。

けっきょくスノーシューでバス停に来たカップルが補助席にありつけず、かといって西東京バスのようにバスの増便があるわけでもなく、バスの前方に立った状態でようやく12:45の定刻を迎え出発。往路と同じく途中のトイレ休憩地点で10分休憩。

こうして定刻14:30より12分遅れの14:42鬼怒川温泉駅に到着。今回の旅はこの日光市営バスがボトルネックになってたね。まぁしょうがないんだけど。

鬼怒川温泉駅に着くとちょうどSL大樹のC11蒸気機関車を転車台でまわしているところに遭遇した。すごい人だかり。

では鬼怒太さん、これでお別れしますよ。

帰りは東武特急スペーシアXだ。

帰りの車中ではゴエンカフェでニッコーラとニッコリーノをオーダーした。氷が〇ーツさん絶賛のちゃんとした製氷機で作られたやつで高級感があっておいしい。

※2025年2月9~10日
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