東日本大震災後、千葉の地域復興のため千葉県の鉄道の大部分が乗り放題になるという「パワフルスマイル千葉」という期間限定の鉄道フリー乗車券を使用して千葉県の行き止まりとなっているローカル線に乗ってみようと考えた。まずは久留里線に乗ってみようということで、武蔵野線~京葉線~内房線と乗り換え、木更津で久留里線に乗車。
久留里駅で下車。さあてここでどうしようかな。
そういえば久留里という町は井戸水が有名だとネットで見た。さっそく駅前にこんな水場がある。
とりあえず、久留里城址に向かいましょう。久留里駅から歩いて5~6分、久留里城址へとむかう道路を歩いていくと「高澤の井戸」があった。
一般の住宅の井戸ということだがこんな感じで通行人に水を提供してくれているんだ。
この「高澤の水」の先に、久留里の自噴井戸という共同の水場があり、
常連さんとおぼしきオジサンが水をボトルに詰めていた。
駅を出て20分後、久留里神社に到着。参拝しましょう。
立派な社殿だ。
お参りする前に清めましょうか・・・んん?
おぉすげえ!ここにも井戸が!普通の神社の手水舎と違ってドボドボ出ている。
さて久留里城址へと向かいましょう。このトンネルを抜けると
「二の丸への旧道」の標識に従い進んでみましょう。
なんか登山と変わりないなぁ。
登り切ると・・・神社?
標識にそって進むと
おおう・・火薬庫・・・
稜線ぽいルートを進むと
すると展望がひらけたところに出た。けっこう標高を稼いでたんだ。
いざ天守閣へ
へぇ。
復元の天守が見えてきた
これが南総里見氏の居城だったんだ。
実際、ここで居を構えるのは生活するうえでは不便だったに違いない。
典型的な山城という感じだ
こうして久留里城址の見学を終え、久留里駅へ戻ることにした。
麓との標高差100Mか。
ん?なんだあれは。
へぇーまた井戸だ。
古そうなお寺がある。ちょっと覗いてみよう。
真勝寺というのか。戦国時代にまで遡るのか。
久留里藩の菩提寺だったのかな。
駅に戻る道中にも自噴井戸は2~3箇所あった。
久留里駅に程近い立派なお寺があるので立ち寄ってみた。立派な山門だ。
正源寺というのか。
HPには「このお寺は、田舎の小さな町に行けば、どこにでもあるような普通のお寺です。さしたる宝物も、名所旧跡も、高級庭園もありません。えらいお坊さんもいません。こんなお寺でもいいという人は、暇つぶしにでもお立ち寄り下さい。」なんて書いてるがその歴史を見ると鎌倉時代まで遡るという。
あっ 駅前の井戸だ
久留里駅に1時間半で戻ってきた。
こうしてみるとシブいけどホームが2箇所あって大きい駅だね。
ホームで列車を待つことにした。すると・・・
車両が入線してきて・・・
タブレット交換を始めた。周囲のカメラがいっせいにレンズを向けた。
せっかくなので盲腸の終点まで行ってみましょう。
上総亀山駅に降り立ったが
徒歩圏内に見たいところはなくそのまま折り返しの列車に乗ることにした。
※2012年1月28日
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